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膝(ひざ)の痛み

膝(ひざ)の痛みの治療

膝(ひざ)の痛みに悩まれている方は、本当に多くいらっしゃいます。

身体のどの部分であっても痛みがある場合は不自由を感じますが、膝(ひざ)に痛みが出た時は、特に精神的なダメージが多いような気がします。椅子から立つとき、しゃがむ時、階段を上る時や下りる時、憂鬱になりますね。

膝(ひざ)の痛みの原因もまた様々です。

ここでは、いくつかご自身でできる「対処法」をご案内します。

原因別の対処法

ひざをどこかにぶつけた、ひねった

ひざをどこかにぶつけた、ひねった場合
痛みがある場合は、すぐに冷やしましょう。
むやみに動かすのはやめましょう。
マッサージしてはいけません。

日常生活での使いすぎ、負担のかけすぎ

症状1 : 「だるい」、「重い」、「違和感」、「軽度の痛み」
痛みだけで、熱感がない場合には、お風呂で充分に温めてストレッチをしましょう。
症状2 : 「ズキズキした痛み」+「熱感」
「ズキズキした痛み」に加え、「左右のひざを比べて、痛みのある方が熱い」などの場合は、炎症を起こしています。
熱がある場合は、氷嚢で、氷嚢が無い場合には、氷をビニールに入れ、タオルでくるみ患部を冷やしてください。
冷やす時間は、15分程度。これを日に3~5回繰り返してください。続けて冷やす場合は、凍傷になることがありますので1時間以上間隔を置いてください。
症状3 : ひざの皿のまわりがブヨブヨしている
ひざのお皿の周りがブヨブヨしてる時は、ひざに「水」がたまっている可能性があります。
症状としては、ひざをまげる時に張りがある、まげづらい、ひざの裏が痛いなどです。 症状2と同様に患部を冷やしましょう。冷やす時間は、15分程度。これを日に3~5回繰り返してください。続けて冷やす場合は、凍傷になることがありますので1時間以上間隔を置いてください。
ひざに水がたまった場合、水を抜くという治療をお聞きになったことがあるかと思いますが、これは、非常にひざに負担をかけてしまいます。
そもそもこの「水」は、関節を滑らかに動かす為の関節液で、栄養液でもあります。 最近では、病院でもひざの水抜きを勧めないケースが増えてきています。
当院では、冷やして、包帯で圧迫し、自身の治癒力で「水」をひかせていきます。
その他
ひざの痛みを引き起こす原因のひとつに、ひざの軟骨がすりへり、骨にダメージが継続することで、徐々に骨の形が変形して、痛みが出る 「変形性ひざ関節症」というものがあります。
3日間安静にして、歩行時や階段の昇り降りの際にまだ痛みがある時は治療が必要となります。当院では、筋肉の過緊張を除去し、徐々に運動療法を行い、筋力を回復させると痛みも楽になります。

診療・施術のご説明

国分寺 わかば整骨院 院長 塩澤 豪之

患者さまとの問診を大切にしています。痛みの原因となること、痛みが起きた時間や場所などをお聞きし、検査により状態を十分に理解したうえで、原因を究明、特定します。

熱感や腫脹がある場合は、炎症によるものです。まず患部を冷やします。膝(ひざ)周辺の血液の循環を良くしたり、筋肉の緊張をゆるめます。

指圧、マッサージなどの手技療法により、膝の可動域の改善を行います。必要に応じて、「テーピング」や「包帯」などで、膝(ひざ)周辺を固定します。

これらの治療により症状が改善されれば、日常生活の歩行や動きが徐々に楽になるでしょう。

早期の改善や再発防止には、症状に合わせた筋力トレーニングを行い、筋力をつけることが重要です。筋力トレーニングの範囲も重要で、膝まわりだけでなく、股関節周辺や体幹など患者さまそれぞれに合わせたものを行います。

痛みがなくなり、通院がそろそろ終了と判断される時点で、ご自宅で可能なトレーニングの指導を行います。
1日数分のトレーニングで再発防止には大きな効果があると考えています。

痛みやすい膝(ひざ)と仲良しになって、うまく付き合いましょう。

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